【レポ】品切れなし!プレミア酒が飲み放題!ニューれば屋 新宿店

※コース料理、アラカルトメニュー、飲み放題の内容などが店舗や期間によって異なる場合があります。ご予約の際は必ず各店舗のページにて詳細をご確認ください。
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十四代や而今も飲み放題!というプレミアムなコースがある焼き鳥屋さんです。

焼き物が8本、シメ、デザートまでついたお料理もついて7,150円という「2時間プレミアム飲み放題」を体験して参りました。

とにかくプレミアムなラインナップ

グランドメニューはすべて飲み放題ということで、さっそくラインナップをチェック!

日本酒以外にも、ビール、梅酒、焼酎、ウイスキー、グラスワインも飲み放題!ナチュラルワインはコース適用外とのこと。

店内に鎮座する業務用冷蔵庫にはプレミアム酒がずらり。

プレミアム酒以外でも、日本酒好きにはたまらないラインナップ。冷蔵庫前でまずどれを攻めるか銘柄チェック。

で、結局最初はビールで乾杯!アイドリングは必要です。

本日の一品2種盛り。前菜的に出てきたレバーペーストと、お店の名物鳥いくら。

レバーペーストはしっかり塩分の効いた酒を進ませる味付け。うすーくクラッカーに乗っけて食べます。

鳥いくらは、きんかんの醤油漬け。齧ると弾けて汚れるようなので、「一口で」とのことで。

口に放り込めば、厚めの皮をぶち破って弾ける濃厚な卵黄の風味と、醤油ベースのタレが相まって、いくらの醤油漬けを贅沢に口いっぱい頬張っている感覚。まさに「鳥いくら」。

箸休めのお野菜も。

希少部位を味わえる焼き物

焼き物のスタートは「ハツ」から。キレイに処理されたハツをレアな焼き具合で。

焼き物が来たので、いよいよ日本酒スタートです。

十四代 播州山田錦 中取り。十四代の中では割と生産量の多い人気スペックのよう。

火入れにより香りも穏やかで、甘口なのに後味が軽快。パーフェクトな純米吟醸酒です。

正直なところ、レア酒をどうしても飲みたい!という欲望はないのですが、十四代だけは別で…適正価格で飲める居酒屋さんにあったら必ずオーダーしてしまいます。

お次はせせり。首のお肉ですね。ハツもこちらも塩で。

やや筋肉質な、ぷりぷりもちもちした食感。

次はネギ。甘さが出るまでゆっくり火入れされていて、とろっとネギの旨さが溢れます。

十四代本丸秘伝玉返し。秘伝玉返しは「精米歩合55%、使用されているお米は五百万石、アルコール度数は15%」が定義とどこかのサイトで拝見しましたが、こちらのお米は山田錦とのこと。

正規価格で手に入るなら、一升瓶2000円程度。アル添のアルコールも自家製というこだわりで、価格に見合わないとんでもないクオリティ。

華やかで旨味にあふれ、甘すぎず美しいキレ。

お次は旨味凝縮のむね肉。こちらも塩であっさりと。

さてさてお次は…

而今愛山火入れ。この日の而今は火入れオンリー。愛山は初めていただきました。

火入れは而今の特徴である甘さより、キレを強く感じました。愛山らしい派手さより愛らしさを感じるお酒。

個人的には、而今は火入れより生酒のほうが好みですが、お料理にはこちらのほうが合わせやすい。

何気に初めましての、新政No.6 TypeS。

新政ならではの、生もとの酸味と6号酵母の作る甘みが融合した、モダンなお酒。

かすかな発泡と、甘酸のバランスに乳酸飲料のような重みも感じ、完成度が高さ故、焼鳥にあわせるお酒じゃないかも…と思ったり。

お次はゴロ(粗挽きつくね)。こちらは初めてのタレで。

塩も好きなんだけど、タレも好きで。濃いめのお酒に合わせるならタレも良きかと。

しばらく作りをやめるという新政ラピス。BYは2019。

美山錦らしい派手さを抑えたお米の特徴がよく出たお酒として認識していましたが、熟成が加わることで、重厚な旨味が加わって美味でした。

また作るかもしれないとの情報もあり、しばしのさよなら…を。

ブレイク中!ナウてのお酒も

新政、十四代ほど入手困難ではないけれど、ブレイク中の新しいお酒のラインナップも。

天美 純米吟醸 生原酒。初めまして。

前職は香川県 川鶴酒造の杜氏、三重の作も醸していたというキャリアバリバリの女性杜氏が醸す新しいお酒。

フレッシュで控えめな甘さの初動から、喉を通るときには優しい酸とともに、余韻をほぼ残さないフィニッシュ。

控えめな香りも好みで、ありそうでなかった飲み口に、お酒の設計の緻密さに驚きを隠せなかった一杯。素晴らしい!

天美も新酒でしたが、飛露喜も新酒で。

こちらは同席者が飲んでいたものです。この時期ならではの季節感のあるラインナップ。

こちらもナウての光栄菊。かすかな濁りがあるスノウ・クレッセント。こちらも初めまして。

佐賀の廃業した銘酒を復活させたことで話題に。

オリの渋みと柑橘系の酸味で、予想していた甘酸の酒質を真逆で、結構な辛口。度数は13度なので飲み口は軽やか。

この辛口に合わせるように出てきたのが、首皮やきとり。

適度な肉感と、カリッとじゅわっとした脂が絶妙にマッチ。

廣戸川のにごり。こちらもブレイク中のお酒ですね。

こちらはにごり比べで光栄菊と比べましたが、こちらのほうが酸が抑えられて甘口でした。

私が日本酒にハマりだした時からずーっと人気の亀泉のCEL-24。

いわずもがなエレガントな甘さと、ジューシーさが際立つ、日本酒ビギナーにぴったりな銘柄。

焼き鳥に合うお酒とは

川中島幻舞 特別純米 無濾過生原酒。

酵母は1801で、日本酒度は-3ということで、甘くて香り系のお酒を予想しましたが、無濾過生原酒の重厚さか、この日飲んだお酒で一番どっしりとした印象。

これに合わせて出てきたのが、お店の名物レバー。

レアな焼き加減で中はとっろとろ。これはタレも食べたいところ。

新政グリーンラベル。こちらは地元酒ということで、ディスプレイの瓶は見たことあったけど、飲むのは初めて。

火入れ酒なのに心地よい甘さと美しい酸のキレは、特有のフレッシュさとは真逆の特徴ながら、まさに新政。

地元のスーパーに売ってるアイテムらしいですが、秋田に行ったら絶対一升瓶抱えて帰ってこようと思う旨さです。

天美と新政グリーンラベル!はこの日の新しい驚きを与えてくれた出会いでした。

焼き物フィニッシュは定番のもも肉。大ぶりで適度な脂ののり具合で、日本酒と合います。

シメは濃厚な鳥スープが激ウマすぎる!とりはだ茶漬け(スープ茶漬け)。

これでまだ飲めるなぁ。

ということで、最後の1杯を。

お店の方に、お料理にあうオススメの銘柄をお願いします。とお願いしたところ、王録をオススメされました。

他の方も、「最後はやっぱり十四代!」って感じじゃなくて、こういうお酒を選ぶんですねぇ。

単体で完成されているお酒も美味しいけれど、お料理と合わせて楽しむのも日本酒の大きな楽しみ方のひとつかなと思っています。

デザートは抹茶たっぷりのアイスクリーム。甘い苦味でシメます。

 

ブランド志向も、新しもの好きも、いわゆる日本酒が好きな人も楽しめる、完璧なラインナップ。

お料理もテンポよく出てきて、食べるのが間に合わないくらい。

日本酒に詳しいスタッフさんも多く、もっとお話を聞かせてほしかったところですが…満席でとにかく忙しそう~

土日は毎度こんな混み具合かもしれませんので、予約は必須!

 

日本酒好きなら一度は訪れてほしいお店のひとつです。

新宿の老舗焼肉屋さんの通りにあります。目立たない看板で、お店は地下にあります。

飲み放題じゃなくても、プレミアム酒がリーズナブルに楽しめます。

また、ナチュラルワインの品揃えも豊富なようで、焼き鳥にワインをあわせるのもオツでしょうか。

 

お店へのアクセス

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※季節や店舗によってコース内容が変わりますので、ご予約時に掲載内容を確認ください。

 

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