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大人が集う日本橋。そこで土曜日限定時間無制限(実質4時間)日本酒飲み放題のお店を発見。
場所柄、週末は集客が大変かと思いきや、この日は満席。
47都道府県の日本酒をラインナップしているので、4時間で飲み比べをゆっくり楽しめます。
ボックス席や個室が多めで安心
フルに飲み放題を楽しむために17時半集合。ボックス席に案内されました。
お客さんがいなかったので、個室も撮影させてもらいました。プレミア酒の酒瓶ディスプレイ。
お店の案内を見ると、個室はないという表記で、時世的に扉を閉めないので半個室扱いかもしれません。
飲み比べし易いように、おちょこグラスが2つセットされているのもポイント高め。
ビールも飲み放題なので、やはりまずはビールで乾杯!一番搾り。
今回は、お料理付き時間無制限(4時間)日本酒飲み放題コースで6000円!安い!
日本酒飲み放題でこのお値段なので、お料理は正直なところあまり期待していなかったのですが…いい意味で予想を裏切られました。
おつまみ系のお料理でお酒が進む
まずは、先付の「焼き味噌 季節の地野菜」。
カラフルな野菜に、自家製の十六穀味噌をつけて頂きます。お蕎麦屋さんで食べる焼き味噌みたいで、これだけでお酒がすすんでしまいます。甘みもプラスされたお味噌で、雑穀の食感が楽しい。
季節の小鉢は「梅水晶」。好きな人多いですよね。
早速お酒注文。珍しい&ちょっとお高めの「本日の特選酒」を攻めることに。
スタッフのお姉さんが、大きい瓶で面白いので、テーブルが手狭にならないうちにオーダーしたほうがいいとのことで、まずはこれ。
初めて見た!日本酒のマグナムボトル(@_@;)栃木の「姿」の派手姿。どうやら4500ml(@_@;)
しぼりたて無濾過生原酒おりがらみで、酒米は山田錦、五百万石。
もう1本頼んだ岩の井と比べるとこのサイズの差(@_@;)
とりあえず注いでもらいます。注ぐのも大変そう…
飲み放題のシステムは、4人の場合、1合の片口2個まで。片口が空いたら新しいお酒をオーダーできるシステム。
わかりやすいように片口の形を変えてくれているのも、素敵な配慮。ホスピタリティ満点です。案外こういうサービスは見かけないのです。
ということで乾杯です。
派手姿は、ちょい華やかな吟醸香で華やか目。乾杯や最初の1杯にいいですね。
岩の井は、美山錦ということもあり、食中酒にぴったりなバランス系。綺麗な酸がピシッと余韻を切り、超硬水仕込みゆえのガシッとした骨太感。
お造り3種盛り。
まかじき、ねっとり甘いやりいか、炙った鰆。旬が盛り込まれ、お酒に相性ぴったりですね。
焼物は、焼いたこまいと三五八白菜。
三五八漬けは北関東や東北地方に昔から伝わる麹浸け。食塩、麹、蒸米を3:5:8の割合で混ぜあわせたのが由来。
味は塩麹漬けのような感じですが、ぬか床のように何度も漬けることができるようなので、完全に発酵食品ですね。
初見が多く珍しい銘柄にも会えた
酒のつまみが揃ったところで、さらにお酒追加。
左が佐賀の竹乃園、めでたい金箔入り。右が千葉寒菊の羽州誉純米吟醸。両方初見。
金箔酒のオブリガードはポルトガル語で、ありがとう。金箔増量してあるようです。海の幸、山の幸を引き立てるまろやかな辛口。
羽州誉は山形県の日本酒「十四代」を造る高木酒造14代高木辰五郎氏が2000年に育成した超希少な酒米。寒菊は甘いお酒というイメージでしたが、こちらはキレキレでした。
酒肴5種盛り。こちらで4人分。
いぶりがっこチーズ。
うずらの卵、あさりの佃煮、湯葉の生姜煮。
いわしの素焼き。
一人分を取り分けるとこんな感じ。味付けが色々工夫してあって、ちょっとずつでもお酒が進む酒肴。
ちょっとずつちびちび食べながら飲むのって…ほんと…酒豪の所業ですね…。
左が愛知の敷島特別純米、右が岐阜の百春純米しぼりたて生。
敷島は、復活蔵で初めて醸されたお酒。澄んだ透明感と骨太の旨味が同居する、バランスの良い辛口。
百春は、新酒ならではのピリット感のある雑味を含んだ辛口。ガッツリ系純米酒。
牛すじたっぷりの、おでん盛合せ。
丸いはんぺんと、群馬名物の赤いこんにゃくが入ってます。あっさり味で、お燗にだし割りしたくなりました。
おでんの汁でシメを作るのかと思って取っておいたら、片付けられそうになり、だったら飲むわ!となり、温め直しをお願いしてしまいました。快く応じていただき、やはりホスピタリティ満点。
おでんに合わせるのは…兵庫の仙介特別純米と、香川悦凱陣雄町純米。
悦凱陣が飲み放題に入っているのは、すごい太っ腹ですね。
仙介は兵庫県産のHYOGO SAKE 85新米を使用した、新酒ならではのフレッシュ感。
悦凱陣は山廃ならではのどっしり感と、度数も高めで力強く、とにかく厚みがすごいお酒。本当はお燗で少しアルコール飛ばしてもいいかも…(^_^;)香川の讃州雄町を使っているのも特徴。
ちょっとライトなお酒も飲みたくて…奈良の風の森秋津穂、数十年前に飲んだ新潟の夏子物語。
秋津穂は食味だけでなく醸造適性も非常に高いお米で、風の森の原点のようなお酒。
「夏子物語」は久須美酒造をモデルとして漫画、ドラマで一躍有名になった「夏子の酒」で御馴染み、酒造りに対する情熱を注いで丁寧に醸し上げるお酒。淡麗できれいな酒質。
でも尾瀬あきらさんのラベルは、るみ子さんとこのお酒に採用されています。
2種類が常時提供されるので、形の違うグラスは、やはりわかりやすくてよかったです。
だいたい飲みきったらおかわりというシステムなので、グラスも1つになっちゃうのかもしれませんが、ちょっとした細かい配慮が嬉しいですね。
シメは焼きおにぎり茶漬け。
日本酒でいっぱいになった胃袋と肝臓に優しい味わい。お腹パンパンなのにサラリと完食。
お酒のラストオーダーに向けて、少しだけ課金で追加。
かんずり酒盗のポテサラ。酒盗とは…まだ酒をのませる気なのか…(^_^;)
鴨南蛮。ピンクの鴨が美しい。お蕎麦も田舎そばで香り高い。
実はこのあたりから、お腹が水分でパンパンすぎてほぼ飲めてないので、みなさんが最後に頼んだお酒を念写。
香露特別純米、美田大辛口山田錦。
ラストオーダーは、渡船純米吟醸55と生酛のどぶ。どぶは飲みたかった…(ノД`)シクシク
トイレに行く途中に冷蔵庫があるのですが、バイトさんでもわかりやすいように冷蔵庫にばっちり表記。
日本酒、結構めんどくさいですもんね…(^_^;)
今回は、特選酒を攻めましたが、47都道府県のお酒が飲めます。季節に合わせて定番酒から限定品を揃えていると思います。
こちらにも初見があると思うので、新しい出会いを求めて再訪したいと思います。
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お店はビルの地下。上野にもお店があります。日本酒を浴びる程飲みたい時におすすめです。
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