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ワインと和牛をリーズナブルに堪能出来る「コンロ家」。
エンタメ性も高く、ちょっと笑える内装で元気を貰えるお店に初来店。霜降りの脂わっしょいの和牛と色々なワインをたらふく堪能してきました。
和牛☓ワイン☓大衆酒場
色々な立地に展開していますが、今回は全席禁煙の飯田橋店に。駅から徒歩5分で、ちょっと裏通りに入ります。
和牛は高級というイメージを払拭するために、気軽に食べられる価格設定と、それに合わせるワインは、30分390円で飲み放題!
和牛とワインを大衆酒場価格で楽しめる人気のお店です。この日も満席。ワインの飲み放題は延長できるようですが、混んでくると断られてしまうそうなので、そこはちと注意ですね。
店内にはたくさんのワイン樽が並んでいます。
入り口に近いほうに、白ワイン、奥には赤ワイン。入り口付近に、ビールやシードルなどもあり、セルフで飲み放題。
白ワインは下の段にあるだけなので、お肉に合わせるワインは赤がメインになります。
店内の黒板にはシュールなおじさんのイラストが…。
今回は飲み放題がついた宴会コースで。霜降り和牛鍋8品コースに2時間の飲み放題がついて4,980円。
とりあえず、最初の1杯は生ビールで。結構キレイに注げました。
お通しから和牛の炙り寿司
今回はコースでしたが、アラカルトでもお通しが和牛寿司だそう。
眼の前で炙ってくれますが、和牛の脂の多さにファイヤー!燃える寿司。
とろける和牛の脂が滴る寿司は最初からテンションを上げてくれます。お通しでこれが出てきたら嬉しいですよね。
和牛の脂を中和する草もご一緒に。シーザーですね。
おつまみ三種。奥から鶏皮ポン酢、メンマラー油、炙り枝豆。
初めて食べたのですが、九州ではメジャーという酢モツ。
液体は全部脂で、冷えると固まるので早めに食べてくださいとの指示が…。
脂っぽいかと思いきや、酢がいい仕事をしていて、この量の脂があっさり喉を通ってしまいます。なんか、背徳感を通り越して、カロリーを考えると恐ろしい食べ物。
このあたりまで一気に出て来て、テーブルの上は渋滞気味。
グラスは交換してくれないので、洗い場で洗って、違うワインを注ぐシステム。
いちいち面白い説明書き。なにやらネットの噂では、これらの物言いで炎上したこともあるそうですが…ギャグが通じないとは世知辛い世の中ですな。
ということで、ワイングラスを洗って白ワインを。
最初は、チリのヴィアヘロ。トロピカルフルーツやレモンなどの新鮮な香り!瑞々しい味わいの白ワイン。
お店の人気No.3だそうで、かなり飲みやすい。
ということで改めて乾杯!
たくさん飲みたくて少ししか注がない戦略ですが、みんなは並々注いでいます。
かなりあっさりめのワインなので、酢モツによく合います。
あっさり完飲して、即座に次のワインを注ぎます。
スペインのロス・モリノス・アイレン・ベルデボ。フレッシュなピーチなメロンやアロマが続く、清涼感あふれるワイン。
ワインに明るくなかったので、お店では全くわからなかったのですが、パーティーなどで愛用される大容量ワインが主流のようです。
ワインがなくなると、樽の中からビニールが出てきて詰め替えていました。
コスパがよくて美味しいワインですが、樽ワインではなさそうです。
注ぐ楽しみがエンターテイメント性につながると思うので、これはこれで面白い演出ということで。
メインイベントは霜降り和牛鍋
コースのメインの和牛鍋が登場!ひやーーっと声が出ます。
高級な和牛のみが持つ美しいサシが輝かしい…目に麗しい見慣れない光景。
ピンクと白のマーブルなコントラストはいつまでも見ていられます。
この日は参加者全員がブロガーだったので、どの角度が一番映えるのか…いろんな方面から写真を撮影してみるブロガーの面々。なかなか着火を許しません。
煮えている途中も何度も撮影。
麗しい赤色から茶色に変色していく肉を見つめます。まるで飽きない…
いよいよ出来上がったようです。
その前に、肉に合わせるワインを注がねば…
日本産のマスカットベリーAを使った、ジャパンプレミアムマスカットベリーA。
華やかな甘い香りと果実感が心地よい、幅広い食と合う軽やかなロゼワイン。
ワインに詳しくない私でも、マスカットベリーAの華やかな香りは経験があり、香りの割に辛めの味わいがギャップ萌え。
※味わいの指標ではやや甘口に分類されるようですが、香りとのギャップが数値と違う味わいに感じるのかもしれません。
ということで、牛鍋に乾杯!
早速、取り分け上手な女性に分けて頂きます。
透ける肉にも神々しいサシが…。茶色に生まれ変わっても、高級感を見せつけてきます。
すき焼きよりも薄いお出汁ですが、玉子につけると美味しいということで、課金です。
一口頬張れば、とろける肉の脂と赤身の旨味で、極楽至福。幸せの絶頂が訪れます。生きてて良かった。
玉子はやはりあったほうがよさそうで、より濃密で違うタイプの旨味をまとってくれます。
どうやらケンシロウに秘孔を突かれた味変用の七味。
ちょいとかければ、甘さが和らいでキリリと引き締まります。
大きなお肉を一人当たり3枚ほどいただけますが、上質な脂と食べるのに三口ほどかかる大きさでかなり満足出来ます。
〆はご飯とうどんが選べます。今回は、すき焼き風味なので「うどん」で満場一致。
肉汁と脂が滲み出た出汁にうどんを投入。待ち遠しい見守りタイム。
また取り分けて頂きます。湯気もモウモウとしてシズってます。
脂ギッシュな出汁を吸ったうどん。もちろん美味。実はモツも紛れ込んでいて、うどんと絡めて頂きます。
お腹いっぱいのはずが、瞬殺で食べきります。
お料理に夢中だったので、お酒も飲み足らず、ここから時間一杯まで4杯を連続で胃に投入。
スペインのルナーリア・モンテプルリアーノ・ダブルッツォ
濃厚な果実味と程よいタンニンが心地よい仕上がり。
スペインのベルモット・ザロ
フレンチオークのハーブ類を浸漬。ハーブの香りと独特の甘みが広がります。
アメリカのカルロロッシ ダーク
濃い!濃い!濃い!!食事にも合うフルボディ。ワイン好きの同席者の方はこれがイチオシのようでした。
アメリカのカルロロッシ カリフォルニア レッド
白ワイン品種のマスカット・オブ・アレキサンドリアを使用した甘口赤ワイン。女性におすすめ。
お腹いっぱいのはずが…まさかの二重〆
お腹いっぱいのはずが、ワインを飲んでいるうちに別の扉が開いたのか、
「汁もったいないよね」
となって、課金でご飯と玉子を追加。結局〆を両方食べることに。
汁の中から、シロコロのような脂ギッシュなモツも出てきて、旨味と脂を存分に吸収したご飯は、甘みと旨味の爆弾で、至福そのもの。
サラダの残りも無事投入して、テーブルの上の料理を全て平らげました。
ただ、カロリーは爆裂だったせいか、質量以上に急激に過度な満腹感に襲われました。
〆のほうじ茶アイスが口の中の脂を洗い流します。冷たさもまたリフレッシュを促進しました。
スタッフの女性も愛想がよくホスピタリティ抜群で、よくお世話していただきました。
おかげで心地よい時間を過ごす事ができました。ありがとうございます。
4980円+多少の課金で、この満足度。再訪を誓うのでした。肉にはワインでしょ!って方に特におすすめです。
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