【レポ】ほとんどのメニューが299円!地酒も美味しい♪ 鮨・酒・肴 杉玉 吉祥寺店

※コース料理、アラカルトメニュー、飲み放題の内容などが店舗や期間によって異なる場合があります。ご予約の際は必ず各店舗のページにて詳細をご確認ください。
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スシローの新業態として注目されている海鮮居酒屋「杉玉」。

旨いお寿司や海鮮一品料理をリーズナブルに提供。日本酒のラインナップも豊富で、全国の地酒をお得に飲み比べできるとのことで、早速リサーチに出かけました。

吉祥寺駅から徒歩1分とか書いてありますが、3分ほどかかるかと。ドンキのある駅前通りでメガネスーパーの通りを挟んだ前です。

最初から最後までずっと隣の席で飲んでいたおじさま達が、開店待ちをしていました。

旨いお寿司・海鮮と創作一品料理

お料理のほとんどが299円(税抜)!という大胆な価格設定でありながら、目移りするようなお料理が並びます。

迷いながらまずはビールをぐびっと。

おさえておかなくてはならない1日限定10食の「限定寿司」をオーダーした後、おすすめのお刺身盛り合わせを。

本日の欲張りなお刺身4点盛り。こちらは2人前で1人前299円。

見た目普通な感じでしたが、全部しっかり脂が乗っていて旨い。お醤油も普通のものとダシ醤油が用意されています。

盛り合わせの内容はお任せで、日によって内容が違うようです。

そして「杉玉ポテトサラダ」。面白い見た目ですが、カプセルと下の竹筒は使いません。

事前に食べ方を聞かないとどうしていいかわからなくなるとのことだったので、ホールの女性が去る前に引き止めて食べ方を伝授してもらいました。

竹筒から下ろし、カプセルから皿に出して割って食べて下さいとのこと。

酒蔵で新酒ができると軒先に吊るされる杉玉は、酒の神様へと捧げる感謝の気持ち。そんな思いを店名にしたお店ですので、杉玉への並々ならぬ思いがここに集約されているようです。

割ると中から美しい半熟玉子。

味は、青のり、ガリ、卵とお寿司屋さんの色々が詰め込まれています。これがなかなかじゃがいもとマッチしていてイケます。

青のりと芋って料理にあまり使う組み合わせではないけれど、ポテトチップスでは定番中の定番なので、間違いないマッチング。

せっかくなので日本酒も飲みましょう。

銘柄によって、半合299円、399円、499円とかなりリーズナブル。

注ぐ人が上手で、見事な表面張力。このグラスが半合のようです。ちょいこぼしのおまけ。

最初はこのお店では高級酒の仙禽クラシック無垢 純米大吟醸。499円。

無垢は生酛作りのお酒ですが、生酛特有の重厚さや酸味の強さとは一線をはくし、控えめに味わいをまとめながら上品な旨味が特徴。

こちらは杉玉のPBかと思いきや、青森の桃川株式会社の「杉玉」純米酒が大ヒット。1合599円。

初めて知った銘柄ですが、穏やかでまんまるい味わい。1升2,010円という高コスパ酒で、色々な温度帯で楽しんでみたい衝動にかられます。

仙禽無垢とも似た味わいは、料理に寄り添う控えめなお酒の設計だからでしょうか。ずっとゆるゆる飲めそうで、家飲みにも良さげです。

1日10食限定「極み寿司」

入店早々にオーダーしておいた「極み寿司」シリーズの雲丹といくらのこぼれ軍艦が到着!一人1貫まで。

旬を過ぎているのでいくらは小さかったですが、これで299円は圧巻。

一口で食べないと崩壊して悲劇が起こりますので、女性でも迷わず大口でぱっくり行きましょう。口福が広がります。

サクサクふっくら!アジフライはタルタルソース付でまさかの199円。

こういうものには、ソースをたっぷりかけたいタイプなので、ソースだく&タルタルだくで、ザクザク食感を殺しました。

しょっぱうまで、うーん、酒に合う。

福井の九頭竜純米。割りと辛めに感じるお酒だったので、揚げ物にぴったり。半合299円。

五百万石の65%で、派手さはないけれど、旨味と苦味が日本酒好きの心をくすぐります。

案外見かけることが少ない長野「豊香」純米原酒生一本。1合799円。

お酒の名前のように、穏やかな女性を思わせる、ちょっと甘めでまったりとした芳醇な味わい。

創作アイデアが光る一品料理

ねぎまぐろとオリーブオイルの素敵すぎる出逢い。299円。

とろとろになるまで叩かれたマグロにオリーブオイルが見事にマッチ。最初からこれだったのではないかと思わせるほどのマッチ。

マグロの中落ちに、マヨネーズを入れると中トロになる…という裏技に近く、オリーブオイルが脂を補い濃厚な味わいに。

マグロをバケットに乗っけて食べるというのも、なかなか珍しく、生の玉ねぎが良きアクセントに。

欲張りなシュウマイ3種盛り。うなぎ・イカ・エビ。雲丹醤油が添えられています。399円。

シュウマイを寿司に見立てているのでしょうか。シュウマイ自体はシンプルに柔らかく調理された豚肉ひき肉で構成されています。

お醤油をつけなくてもかなりはっきりとした味付け。蒸したて熱々を頬張るのが鉄則。

欲張りな天ぷら盛り合わせ。海老・イカ・茄子・さつまいも 丸亀製麺でも天ぷらは1つ100円するのに、驚愕の299円。

抹茶塩か紅塩で。紅塩はピンク岩塩かな。やっぱり茄子が好き。

ここで箸休めのエンガワチャンジャ 299円。

最後はやはり寿司でシメましょう

本日のナンバーワン!「飲める炙りえんがわ」299円。

とろける。飲める。炙りえんがわ。美味しすぎて涙です…(ノД`)シクシク。赤シャリも高級感があって、軽くふられた塩も絶妙。さすがの極み寿司です。

奥が欲張り鮪3点盛り。欲張り炙り3点盛り。各299円。

鮪握りは、鮪、軍艦まぐろユッケ、軍艦ねぎまぐろ。炙り握りは、〆トロ鯖、穴子、サーモン。

お寿司はスシローと違って、職人さんが握っているのか、混み合うと出てくるのが遅いので、早めにオーダーするのがいいようです。

あまりの旨さに、違うえんがわもオーダーしてしまいました。えんがわの昆布〆炙り。299円。

とろろ昆布が上に乗っかっています。昆布の旨味と一緒にとろとろの炙りえんがわをぺろり。

日本酒も、写真は撮りませんでしたが、福岡の「田中六五」と石川の「手取川」をお寿司に合わせて頂きました。

※半合だと瓶から注いでくれますが、一合だと徳利に入ってくるので、写真を撮りたい場合はスタッフさんにお願いしていましたが、混んでいるので遠慮することに。日本酒ブロガーは半合ずつ頼みましょう。

最後はスシローでも人気のデザート、カタラーナ。カスタードアイスの上にキャラメリゼ。219円。

ねっとりしたアイスで口溶けがゆっくりで、甘美な味わいをゆったり堪能できます。

日本酒が飲めるチェーン店は増えてきましたが、人気銘柄の種類の多さとリーズナブルな価格付けは珍しいと思いました。

でも、安いからといって気が大きくなって飲み過ぎたら結構お会計はいきます。飲みやすい日本酒の怖いところです…汗

お酒もさることながら、多彩な創作メニューはどれを食べるか迷ってしまうし、1度では味わい尽くせないので、再訪を違うのでした。

ランチもかなりお手頃なので、こちらも折を見て伺いたいです。

狙いは舟盛り丼990円!待て次回レポ!!

お店は4月に出来たばかりなのでとてもキレイです。

食べログでは、店舗によってはオペレーションにやや難ありとのレビューが多いですが、こちらの店舗はスタッフの人数も多く丁寧に接客して頂きました。

お店へのアクセス

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